1.概要

この教材は、tentoappなどのGUIライブラリ(注1)を使い、Pythonで簡単なアプリを作りながらPython言語の学習をする自習用教材です。

(注1)GUIライブラリとはグラフィカル・ユーザ・インターフェース・ライブラリの略で、ユーザーが視覚的に操作できるインターフェースを提供するライブラリです。このライブラリを使えば、自作するアプリのウィンドウに画像や文字を表示したり、ボタンや入力欄を設置することが簡単にできます。

2.対象

3.教材で使用するGUIライブラリ

PythonのGUIライブラリとしては、「Tkinter」が有名です。「Tkinter」はPythonに標準搭載されているライブラリですので、追加のインストール作業は不要です。その他、ゲームに特化した「Pygame」などもあります。

TENTOの「アプリを作る教材」のtentoapp編では、TENTOで開発した「tentoapp」というGUIライブラリを主に使っています。「tentoapp」は「Tkinter」ライブラリをもとにして作られていますが、「Tkinter」よりも学習しやすいように工夫が加えられています。

4.tentoappライブラリとは

PythonでGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を使えるようにするライブラリです。簡単なコードでウインドウ上にボタンやドロップダウンなどを表示してアプリを作ることができます。 もとになったライブラリは、Pythonにもともと付属しているtkinterライブラリです。 ※Python3.7以上、tcl-tk8.6以上に対応しています。

tentoappの特徴

なお、tentoappではtkinterそのものの書き方とは異なるので注意してください。