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目次

1.色の英語辞書を作ろう

“睦月” ⇒ “1月”、”如月” ⇒ “2月”、”弥生” ⇒ “3月” のように、1対1対応するデータを表すのには辞書型の変数を使います。色名を英語に変換する辞書を作ってみましょう。

dic = {}
dic["赤"] = "red"
dic["青"] = "blue"
dic["黄"] = "yellow"

print(dic["赤"])

実行すると「red」が表示されます。

「red」が表示された

「red」が表示された

解説

辞書の初期化

1行目で、辞書型の変数dicを初期化しています。{}を代入すると空の辞書が作られます。

dic = {}

辞書にデータを入れる

辞書にデータを入れるのにはリストと似たやり方をします。リストと違うのは、インデックスの数字ではなくキーを使うことです。この例では文字をキーに使っていますが、他のデータ型でもかまいません。キーに結びつけられる値のほうはバリューと呼ばれることがあります。バリュー(Value)はそのまま英語で値という意味です。

dic["赤"] = "red"
dic["青"] = "blue"
dic["黄"] = "yellow"

中身を見てみる

Pythonでは、printで配列変数名を指定すると、中身を見ることができます。

print(dic)
 {'赤': 'red', '青': 'blue', '黄': 'yellow'}

このように、辞書は下記の形になっています。