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プログラムが長くなってくると、似たようなコードが何度も出てくることがあります。何度も同じことを書くのは無駄が多いので、同じコードを一回書けば他でも使えるようにする仕組みが**関数(かんすう)**です。
最初はシンプルな、ある値を表示するだけの関数を作ってみましょう
def version():
v = "0.01"
print(v)
version()
このプログラムを実行すると、"0.01"が表示されます。
上記のコードで、defから始まるブロック(1行目~3行目)が関数の定義の部分です。5行目からはメインルーチンの部分で、ここでは関数version
を呼び出しています。
def
で関数を定義します。**def(デフ)**は、definition(デフィニション)の略で、英語で「定義」と言う意味です。今回は、version
という名前の関数を作りました。関数を作るときはdefの後に関数名を書き、最後に ()
をつけます。また、行の最後には :
をつけることも忘れずに。関数の内容はその下に字下げ(インデント)を行って書きます。
この関数の中身は簡単で、 v
という変数に文字列"0.01"を入れて、print文で表示させています。
def version():
v = "0.01"
print(v)
作った関数を使うには、関数名の後に()
つきで呼び出します。一度作った関数は何度でも使うことができます。
version()