<aside> 🎓 この章のキーワード

目次

1.リストを使おう

色鉛筆の色(赤、青、黄色、緑・・・)や、学校のクラスメート(木村さん、加藤さん、上杉さん・・・)のように、たくさんあるものをプログラムで扱う時に便利なのがリストです。他のプログラミング言語では**配列(はいれつ)**とも呼ばれます。ここでは、おみくじの内容をリストで表してみることにしましょう。

kuji = ["大吉","中吉","小吉"]
print(kuji[0])

このプログラムを実行すると「大吉」が表示されます。

"大吉"が表示される

"大吉"が表示される

解説

リストの初期化

[]を使うことでリストを作ることができます。 ,(カンマ)で区切って内容を複数入れます。おみくじのリストは文字なので、 "で囲むことに注意してください。ここでは、 kuji というリストを作りました。

kuji = ["大吉","中吉","小吉"]

リストからの値の取り出し

リスト kuji の中からひとつの要素を取り出す時には、 kuji[0] のように [] の中に数字を入れます。この数字のことをインデックスまたは**添字(そえじ)**と呼びます。1番目の「大吉」を取り出すときは0、2番目の「中吉」を取り出すときは1を指定します。リストのインデックスは1ではなく0から始まることに注意してください。

<aside> 👉 kuji[0] ⇒ "大吉" kuji[1] ⇒ "中吉" kuji[2] ⇒ "小吉"

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print(kuji[0])

<aside> 🎓 なぜインデックスは0から始まるの? ふつう、ものを数える時には1、2、3・・・と数えるのに、プログラミングでリストの番号を数えるには0、1、2・・・となるのはなぜでしょう? 詳しくはこちら なぜ配列のインデックスは0から始まるのか

</aside>

やってみよう1

"吉"や"凶"もリストに増やして表示させてみてください。

2.おみくじを作ろう