**乱数(らんすう)**というのは、毎回変わるバラバラな数のことです。たとえば、サイコロの目はサイコロを振るたびに変わります。これをプログラムの中で使うのが乱数です。
random(1,10);
**random(ランダム)は、引数(ひきすう)として二つの数字を加えて使います。たとえば1から10までの数字を出したかったら、random(1,10)
**とします。
※実際には、1から10までの小数が出てきます。たとえば1.01だったり2.345だったりします。ただしぴったりの10は含まれません。
スクラッチの場合と書き方は似ていますが、スクラッチだと、小数ではなく3や5、8といった整数が出てきます。
void setup(){
size(600,400);
}
void draw(){
ellipse(random(0,600),random(0,400),10,10);
}
このプログラムを実行すると、白い丸が画面中に散らばります。画面の幅が600なので、X座標は0から600の間です。それを表現するのが**randm(0,600)
です。画面の縦の長さは400なので、Y座標は0から400の間です。random(0,400)
**で0から400までのランダムな数字が出てきます。
void setup(){
size(600,400);
}
void draw(){
fill(random(255),random(255),random(255));
ellipse(random(600),random(400),100,100);
}