1.乱数とは

**乱数(らんすう)**というのは、毎回変わるバラバラな数のことです。たとえば、サイコロの目はサイコロを振るたびに変わります。これをプログラムの中で使うのが乱数です。

2.random()の使い方

random(1,10);

**random(ランダム)は、引数(ひきすう)として二つの数字を加えて使います。たとえば1から10までの数字を出したかったら、random(1,10)**とします。 ※実際には、1から10までの小数が出てきます。たとえば1.01だったり2.345だったりします。ただしぴったりの10は含まれません。

スクラッチの場合

https://blog.tento-net.com/wp-content/uploads/docbase/4130ba59-6b8c-4396-86a5-c5c0003123e0.png

スクラッチの場合と書き方は似ていますが、スクラッチだと、小数ではなく3や5、8といった整数が出てきます。

3.random()で位置を変える

void setup(){
    size(600,400);
}

void draw(){
    ellipse(random(0,600),random(0,400),10,10);
}

このプログラムを実行すると、白い丸が画面中に散らばります。画面の幅が600なので、X座標は0から600の間です。それを表現するのが**randm(0,600)です。画面の縦の長さは400なので、Y座標は0から400の間です。random(0,400)**で0から400までのランダムな数字が出てきます。

https://blog.tento-net.com/wp-content/uploads/docbase/402ae2ac-578c-41d6-8a89-056c6fa67698.png

4.random()で色を変える

void setup(){
    size(600,400);
}

void draw(){
    fill(random(255),random(255),random(255));
    ellipse(random(600),random(400),100,100);
}